コラム  冠婚葬祭

増える結婚展示会、人気高まる海外挙式
日本とは違う香港の葬儀習慣を紹介

● 結婚展示会に見る香港式結婚のトレンド
年々盛り上がりを見せる結婚展示会。しかしそこには、結婚式の様子を紹介する華やかな様相はなく、リゾートウェディング、ハネムーン旅行、結婚式場、衣装、カメラ、婚礼サービス、ドレス、エステなど多岐にわたる結婚関連業者たちの激しい商業合戦が繰り広げられている。また来店者にはカップルだけでなく、親子などの姿も見かけることができ、関心の高さが伺える。
香港の結婚展示会で有名なのは「香港ウェディングエキスポ」だ。20年の実績を持ち、年4回程度開催。2018年には開催数が93回目を迎えた。2018年2月2日~3日に開催された第90回香港ウエディングでは、日本政府観光局(JNTO)香港事務所がJNTOブースを出展し、日本でのウエディングをPRした。日本から8社/団体の共同出展者が参加し、日本での挙式やフォトウエディング、また昨今人気が出てきている日本でのリーガルウエディングについての魅力や情報を香港市場に訴求した。2019年も2月、6月、8月、12月の4回開催される予定である。

2017年に引き続き、日本はアジア圏内の海外挙式場として人気が急増している。特に沖縄と軽井沢で、一大ブームになっている。そのほかにも、バリ、ハワイ、グアムなどのリゾート地も人気があるという。

● 香港の葬儀習慣
宗教に関係なく、葬儀は「殯儀館」と呼ばれる葬儀場で行われる。葬儀の日時は電話などで知らされるので、故人と親しかったり仕事上の付き合いがあったりする場合は花輪を手配する。葬儀場の隣には花屋があるので、当日そこで購入できる。特に喪服はないが、地味な色合いの服装で出かける。葬儀場はいつも複数の葬儀が行われているので、入口の掲示板で自分が参列する葬儀の部屋を確認しよう。葬儀会場に受付があるので、そこで香典を渡す。香典は白い封筒に「奠儀」と表書きし、名前と金額を書いた紙を同封する。香典の金額は100HKD以下が相場。100HKDを包む場合は、100HKD紙幣が縁起のよい赤色なので、20HKD札や50HKD札を混ぜる。偶数は慶事に使われる数字なので、必ず1HKDコインを同封して奇数にする。会場内には祭壇があり、その脇に白い衣装を身に付けた遺族が座っている。祭壇の前まで進み、葬儀の進行係の誘導に従って遺影に向かって3度お辞儀をし、それから祭壇に歩み寄り焼香をする。線香を3本手に取り火をつけ、手を合わせて3回上下に振る。焼香が済むと「吉儀」と呼ばれる小袋が渡される。ハンカチ(またはティッシュ)、悲しみを和らげる飴玉、返礼の1HKDコインが入っているが、これらは家や会社まで持ち帰ってはいけないとされているので、必ず帰路で使ってしまおう。なお、葬儀会場の写真を撮ってはいけない場所では、撮影などをしないように気をつけよう。

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