12 注意したい病気

香港で特に気をつけたい病気は?
予防接種や定期検診、日々の健康管理で未然に防ごう

香港だからといって特別に注意しなければいけない病気はないが、それでもA型肝炎や食中毒、あるいは生活習慣病には注意をしておこう。

■ A型肝炎
かつて流行性肝炎とも言われ、飲食物とともにA型肝炎ウイルスが経口摂取されることで感染する。日本での新規患者は激減したが、香港では今でも感染する機会が多く、最も注意すべき病気のひとつだ。感染しても発症しないことが多いが、発病すると1カ月は療養が必要になり、生活に多大な影響が出てしまう。死亡することはほとんどないが、予防接種は受けておこう。予防接種は6カ月の間隔をおいて2回受け、約10年間は予防効果が期待できる。

■ 食中毒
食中毒は食中毒菌(ウイルス)などで汚染された食品を摂取することで、主に急性の胃腸炎として発症する。食中毒の予防には、食中毒菌を「付けない」「増やさない」「殺す」が三原則。肉や魚の汁を他の食品に付けたり、不潔な手で触ったりしないという「食中毒菌を付けない」、低温の環境を保ち、保存期間をできる限り短くして早く消費するという「食中毒菌を増やさない」、そして、たとえ増殖してしまっても「加熱して食中毒菌を殺す」といったことがとても大切になる。野菜はよく洗ってから調理する、生ものには十分注意し、できるだけ加熱されたものを食べるように心がければ、食中毒だけではなく寄生虫疾患の予防にもつながる。

■ メタボリック症候群と循環器系疾患
メタボリック症候群は内臓脂肪型肥満の人で、なおかつ高血圧、脂質異常症(高中性脂肪、低HDLコレステロール)、高血糖のうち2つ以上が重複する場合に診断され、循環器系疾患の発症リスクがそれぞれ単独での異常に比べて格段に大きくなるといわれている。予防のためには、太らないようにすることが最も大切なポイントだ。摂取カロリーを意識的に抑えること、早歩きすることは思った以上の効果期待できる。できれば毎日20~30分、連続で歩く時間を確保することが、メタボリック症候群の予防に限らず、将来の死亡リスクを低くする最も効果的な方法といえる。
香港は交通機関も発達しており、移動エリアが限られるため運動不足になりがちだが、住宅地のすぐ近くに整備されたハイキングコースがあるなど環境にも恵まれているので、日頃の運動やストレス解消にも大いに役立つはずだ。

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