07 歯科医療

健康な歯を維持するために
歯科受診の流れや医療費
日本との違いは何か知っておこう

■ 香港の歯科医師
香港の歯科医師は、一般歯科医(Dentalsurgeon)と専門歯科医に分かれており、それぞれの役割が異なる。まずは一般歯科医の診療を受け、より専門的な治療が必要な場合は、専門歯科医を受診するのが一般的。専門歯科医には、根幹治療専門医(Endodontist)、歯科矯正専門医(Orthodontist)、口腔外科専門医(Oral surgeon)、歯周病専門医(Periodontist)、小児歯科専門医(Pedodontist)などがいて、治療を提供している。
専門歯科医による高度な治療の場合、相対的に治療費も高額になる。治療前に、当該治療に関する見積りをとり、治療費に納得した上で治療を始めるのがよい。

■ 日本の歯科医療制度との違い
香港では、技術的には日本と同等以上の歯科治療が期待できる。ただし、日本の医療制度とは異なり、香港で歯科医師免許の認可を取得した歯科医しか診療することはできない。日本人の患者の場合、日本語が話せる歯科医もしくは日本人の通訳が常駐する歯科医を受診する人が多い。
香港には日本のような医療保険制度は無い。そのため、クリニックが独自に診療費を決める自由診療の形が取られており、診療費はクリニックや歯科医師によって異なる。

■ 香港在住日本人の歯科医療保険
一般的に海外旅行保険は、医科診療(病気・ケガの診療)は補償されるが、歯科診療は、歯科治療を補償する特約が別途必要となる。歯科診療について保険が適用されない場合、日本の社会保険や国民健康保険にて、かかった医療費を各会社の属する健康保険組合や日本の自治体に請求すると還付を受けられる。還付請求は、受診日より2年間有効で、原則として2~3割は自己負担となる。しかし、日本の基準に合わせて算定されるため、当該以上の負担になることもある。 日本の医療は健康保険制度の上に成り立っており、処方薬の薬剤費から治療・処置、かぶせ物に至るまで、事細かに診療費や材料費が決められている。補償される治療方法や歯科材料が指定されているので、歯科を受診する前に確認しよう。保険を申請する場合、歯科にて提出用の書類を作成する必要があるので、まずは日本語対応の歯科クリニックに相談すると良いだろう。
香港在住の日本人に多い疾患は虫歯。また、乳幼児から小学生の急な歯の痛みや歯並びの相談も多い。日本では、虫歯予防や歯の強化のために子供のフッ素塗布が推奨されているが、香港では欧米圏同様、水道水にフッ素が含まれている。フッ素の濃度は季節や環境要因により衛生局で管理されている。特に子供は、半年に一度、歯科検診を受診し、虫歯が見つかった場合は早めの治療が大切。かかりつけの歯科医を見つけ、定期的に歯科検診を受けよう。

〈記事提供〉

日本語対応歯科クリニック
TEL: (852) 5748-8000
(日本語ホットライン)

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