68 個人所得税

個人所得税の税率や納税の流れとは
所得控除も注意して
間違いのない申告をしよう

■ 課税対象となる収入
所得税の課税対象となる所得には、各種手当てを含む給与所得、家賃所得、個人事業所得などがあり、これらの所得が香港を源泉としている場合は、居住者、非居住者を問わず納税義務が発生する。

■ 税率
税額の算出方法には累進課税と標準課税の2種類あり、税率が低くなる方で計算される。また累進課税の場合は各種所得控除の適用を受けることができるが、標準課税の場合は一切控除を受けることができない。
■ 納税までの流れ
①税務局から申告用紙(BIR60)や個人情報変更通知書 (Appendix to BIR 60)などが入った封筒が届く。
②給与所得者は雇用者から給与や各種手当などの詳細が書かれた Employer’s Return of Remuneration and Pensions(IR56B)を受け取り、その金額をもとに申告書を作成する。申告書の発行日から1カ月以内に税務局に提出しなければならない。
③税務局から納税額、納税期限などが書かれた納税通知が郵送される。申告書を提出してから通知が届くまでに半年以上かかることもあるので帰国する場合はその旨を税務局に申し出る。
④税額に異存がない場合は期限までに、銀行のATM、小切手郵送などで税金を支払う。

【主な所得控除】80,001~120,000HKDまで 6%
・基礎控除
未婚者 130,000HKD
既婚者* 264,000HKD(* 配偶者に課税所得が発生していない場合)

・未成年扶養控除 各120,000HKD(18 歳未満、学生は 25 歳まで)
・父母・祖父母扶養控除(同居の場合。別居の場合半額)
55 ~ 59 歳=各50,000HKD、60 歳以上=100,000HKD
・障害者扶養控除 各75,000HKD
・寡婦 ( 夫 ) 控除 75,000HKD

【累進課税】
各種控除適応後の課税所得の0~50,000HKDまで 2%
50,001~100,000HKDまで 2%
80,001~120,000HKDまで 6%

100,001~150,000HKDまで10%

1150,001~200,000HKDまで14%

200,001HKD以上 17%

 

【累進課税】

・標準課税
所得に対して一律15%。各種所得控除は適用されない。また、会社から住宅手当が支給される場合、給
与に含めて支給されるとそのまま課税対象となるが、会社からの無償貸与または実費精算にする場合は、現物支給扱いで給与額の10%相当額のみが加算される。

 

 

 

 

 

 

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